伊賀上 剛史(著作者)の紹介

【基本情報】

物理的活動拠点: 首都圏
精神的活動拠点: 象牙の塔
主な経済的活動: 著述・講師業
主な嗜好的活動: 知的探求・心身の鍛錬
生きるスタイル: 自由人・世捨て人・旅人

【特記事項】

— INTP型、及び、INTJ型 —

 ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査であるMBTIを受検した結果、判明しました。尚、異なる2つのタイプ(とは言え、判断型か知覚型かのみの違いですから、ほとんどの部分で共通しています)を併記しているのは、私は同検査を過去二回に渡り受験しており、一回目はINTP型、二回目はINTJ型と判定された為です。
 これら2つのタイプは、いずれもアスペルガー症候群の人間の占める割合が顕著に高く、また、職業別に見ると、前者(INTP)は医師や科学者・技術者といった高度専門職者、後者(INTJ)は優れた軍人や政治家・経営者に多いタイプである事が、一般には知られています。

— 高知能者・アスペルガー症候群 —

 知能検査では、大概の場合に於いてフルスコア(満点)か、それに近い数値(ケアレスミスにより、一部減点)を記録します(得られたIQ値は、おのおのの検査により上限が違うので、かなりの幅があります)。ただし、WAIS-Ⅲの動作性検査に含まれる下位7検査項目の内、絵画完成(視覚的な気付きを測る検査)と絵画配列(社会見識を測る検査)だけは極端に悪く、これらが盛り込まれたテストでは、そこだけ大幅にスコアを落としてしまいます。これは多分に、私がアスペルガー症候群、即ち、極端な男性脳(理系脳)を持っている事によるものです。また、何度か著しく低い数値(最も低いもので、IQ40。ちなみに、この数値は測定可能な下限値に近く、重度の知的障害者に分類されます)を記録した事がありますが、これは問題そのものに対する考え方が、出題者の意図と異なっていた為に生じた現象ですから、これには通常人との共有感覚が乏しいという、アスペルガー症候群特有の性質が関係しているものと考えられます。尚、アスペルガー症候群である可能性が指摘されている人物の一人に、数学者のアンリ・ポアンカレがいますが、彼も開発されたばかりの知能検査で、平均を大幅に下回る数値を記録しています。もしかしたらそれは、私と同じ原因によるものなのかも知れません。
 高知能者である事と、アスペルガー症候群である事を同一項目としたのは、この両者には密接な関係があるものと考えられるからです。事実、専門家の中には、あるレベルを超えた知能の持ち主は全てアスペルガー症候群であると主張する者も少なくなく、これには綿密な調査が必要となりますが、その傾向が極めて強いという事までならば、現時点でも言えるのではないかと私は考えています。ただ、誤解のない様に言っておきますが、あるレベルを超えた知能の持ち主の大半か、若しくは全てがアスペルガー症候群であるという事は言えても、その逆は言えません。しかしながら、知能の平均を比較すれば、アスペルガー症候群の方が一般人よりも有意に高いという事は言える様です。もっとも、これは、脳が知性を司る領域に偏って発達するというアスペルガー症候群の特性(アスペルガー症候群が”発達障害”に分類されるのは、この特性によるものです)から考えれば、当然の結果ではあります。
 私は、都内の専門医により、アスペルガー症候群の診断を受けました(アスペルガー症候群の正式な診断は、専門医でなければ下せません)が、それは成人してからの話であり、私の青少年期は、アスペルガー症候群というもの自体が、殆ど知られていませんでした。と言うのも、オーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーが、際立った能力を持つ子供達の共通した特徴を発見したのは戦前の話ですが、その研究成果は長い間、埋もれてしまっていたからです。今では、学会に広く認知される所となり、しっかりとした診断基準も策定されました。しかし、専門医の数は、アメリカ・欧州に比べればまだまだであると、私は感じています(事実、私が専門医にかかり、診断を受けるまで、実に半年の月日を要しました。つまり、需要に対し供給が追いついていない…専門医の数が、圧倒的に足りてない訳です)。マイノリティであるアスペルガー症候群にとって、その理解者の存在は大変ありがたいもの。今後の専門医の増加が期待されます。
 最近では、アスペルガー症候群もすっかり有名になりました。医師や学者(特に科学者)、エンジニアに多く、有史に残る天才や偉人の大半はアスペルガー症候群だったという事実が、それを後押ししているのでしょうか。これは、アスペルガー症候群当事者である私にしてみれば、大変喜ばしい事です。

— 元Geniuses会員(2012年12月に組織が活動を停止) —

 人口上位0.1%の知能を持つ者だけが入会を許される、高知能団体(高知能者である事を、入会資格とする団体)です。

① 入会の資格審査に用いられるものが、第三者機関による証明書類に限定されている。
② 徹底した秘密主義。

を特徴とします。
 ①は、他の高知能団体との差別化を図るべく用いられています(他の高知能団体は全て、学術的には認められていない、独自のものを採用しています)。
 ②は、予想される様々なリスクを回避する為の措置です。双方が会員である事を確認するための秘密の手続きを持ち、本部や集会の場所、他の会員の情報等、それに関わる一切の口外が禁じられています。また、入会には原則、会員の紹介が必要となりますが(つまり、この”紹介”が、会員に付与される特権の一部を構成している訳です)、入会資格の厳しさと秘密主義が相俟って、新規入会は希です。

— 元MENSA会員(2014年05月に退会) —

 最もよく知られた高知能団体ですが、MENSAにより定義される知能指数と、本来的(学術的なレベルで認められている)な意味での知能指数とは異なり、前者の人口上位2%は、実質的には動作性知能の一部下位検査項目(行列推理)に類似した能力のみの、人口上位10%程度です。詳しくは、本ウェブサイト記事”MENSA”参照。